2025年2月7日(金)
『栄養士活動』~【調理実習】豆乳鍋・鯖缶大根煮~
こんにちは!管理栄養士の枝村です。
先日、島田市川根町にて行われたおでかけさくら健康長寿コースの【調理実習】に講師として参加させていただきました。今回で3回目になります!
今回は、”まごわやさしい”【「ま」=豆、「ご」=ごま、「わ」=わかめ、「や」=野菜、「さ」=魚、「し」=しいたけ、「い」=いも】の食材を使用して
・わかめとじゃことのおにぎり
・豆乳鍋
・鯖缶大根煮
の3品をつくりました。おにぎりは具沢山でごまのアクセントが良く、よく噛めることでお米の甘味までしっかり味わえました。豆乳鍋は食材からでる甘味でほっくりするいい味になりとても体が温まります。鯖缶大根煮は鯖缶の汁ごと入れ、調味・煮込むだけなので簡単なのに食べ応えのある一品になりましたよ^^
このメニューは、どの料理でもたんぱく質を多く含む食品を使用しているため、実は不足しやすい「たんぱく質」をうまく取り入れられる献立となっています。
たんぱく質はライフステージを問わず大切な栄養素です。”プロテイン”という言葉が広く浸透しましたが、みなさんは朝食・昼食・夕食で「主菜」と呼ばれるメニューか、たんぱく質を多く含む食品を取り入れられていますか?
管理栄養士として患者さんの栄養計算をしていると、高齢期では「野菜をたくさん摂れているがお肉やお魚の摂取頻度が少ない」と感じることが度々ありました。
習慣的にたんぱく質を摂れるように、簡単な調理の方法や食材購入時の選択の工夫をお話させていただきました。どれかひとつでも「今日からやってみよう」というものが見つかれば幸いです。
豆は豆腐でも豆乳でも納豆でも良いし、わかめは海藻の仲間の昆布やひじき、もずくでも良い。魚は生でも焼きでも煮でも缶詰でも・・・というように、”まごはやさしい”の食材の選択肢はたくさんあるのでぜひ取り入れてみてはいかがでしょう。
食事は未来の体をつくる大事な要素です。寒さに負けずより活気に溢れた毎日を過ごせるよう、食生活を振り返ってみませんか。