2024年11月19日(火)
『栄養士活動』~【調理実習】重ね煮~
こんにちは!管理栄養士の枝村です。
先日、島田市川根町にて行われたおでかけさくら健康長寿コースの【調理実習】に講師として参加させていただきました。
最近、気温がぐっと下がる日があり急に寒さを感じることが多くなりましたね。今回のテーマは“温活”ということで、体の中から温まる「重ね煮」を作りました。
マクロビオティックの考え方に基づいた「陰陽の調和」、重ね煮とは、簡単に言えば食材を陰陽順(食べ物には、陰陽の性質があり…気になる方は調べてみてください!)に重ねて、無水もしくは少量の水で煮る調理法のことです。
重ね煮は、油や砂糖を使わず、少量のお塩のみ振りかけます。今回は「かわねのごえん」という、川根温泉から作られたお塩を使わせていただきました!
サラサラと細かく、温泉のミネラルを含んだ甘味のあることが特徴で、今回の重ね煮も「これって本当に塩だけ?」と驚いてしまうような、野菜の甘味が抜群に引き立った良い味にできました。
雑穀ごはんと主菜副菜はグループホーム汽笛さんの方がご用意してくださいました。ありがとうございました!
参加された地域の皆さんと交流をしながら食べていると、体が温かくなり思わず腕まくりをしてしまいました。皆さんも体が温まる感覚に共感してくださいました。
「身土不二」・・・地元のもの、その土地に適したものを大切にし、旬のものを食べる という考え方にも沿った内容になったと思います。
こういった調理実習をとおして、今まで知らなかった・馴染みの少なかった調理法や考え方を皆さんと一緒に学ぶことができとても貴重な体験でした。
参加させて頂きありがとうございました。