先日、若手薬剤師が対象のStep Up Trainingが開催されました。

今回の研修は「在宅の基礎」です。

在宅業務は社会的にも求められている役割です。社内でも行っている薬局が増えてきて、少しずつですがやり方も標準化されてきています。

静岡県は健康寿命が良いこともあり、弊社すべての薬剤師が行えている業務ではなく、若い薬剤師が自分で患者さんに提案し、開始することは難しいと思います。

今回の研修は在宅導入時の注意点、経緯を紹介することで、一番大変な開始時期に患者さんに薬剤師として寄り添っていくにはどうすればよいか学び、在宅へのはじめの一歩になればと行われました。

どのような患者さんに、どのようなステップで在宅導入に進んでいくのか、患者さんにかかる費用はどれくらいなのか、麻薬の準備についてなど多岐にわたる話を実際の例を用いながら聞くことができました。

在宅になるケースは人それぞれで、個別ごとに対応していかなければなりません。

また、よりよい医療の提供のため多職種との連携も必要になり、仕事のレベルが数段あがり難しいかもしれませんがやりがいのある仕事です。

在宅に関わらせていただくことで、少しでも患者さんや地域の方のお役に立てればと思います。