細江薬局の 池田です。
先日、静岡県立大学で行われた「認定実務実習指導薬剤師養成ワークショップ」に参加してきました。

この研修は学生の皆さんを受け入れて指導する側の薬剤師を養成するための研修で、ただ講義を聞くだけの研修でなく、あらかじめ定められた目標を達成するために参加者全員が全体セッション（発表と討議）、グループセッション（討議・作業）を交互に繰り返して一定時間内に成果を生み出し、問題を解決していく方法で進められました。

今回1グループは9名で、薬局薬剤師だけでなく病院薬剤師、大学の助教授などそれぞれ立場の異なる薬剤師同士の意見交換を活発に行い、全体セッション（3グループ）で発表して問題点をまたグループで討議していきました。

内容としては、学生の実務実習の内容についてテーマが決められていて、それについて目標や目標に到達する為の学習方法、評価方法などを討議を重ねてまとめていく形で進めていきました。

決められた時間の中で議論をまとめていくのは大変でしたが、初対面の方々ばかりなのに関わらず積極的な討論を交わせて、また皆で協力し合い意見をまとめる事が出来ました。

今回の研修は、学生を教える為のものと思って参加しましたが、実際は自分の為にもなり、また充実した討議もできて大変楽しく研修を受けられました。

今後、実際に学生実習を受ける時にも必ず役に立つので、その際は学生のモチベーションを高め、効果的に学習目標に到達して満足感を得られるよう対応していけるよう、今後の日常業務でも研修から活かせるところは活かして行きたいと思います。