はいやくブログ

2024年1月19日(金)
『電気自動車の活用』~外部給電器~

このたびの2024年能登半島地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げますとともに、皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

はいやく本社や店舗のある静岡県では、南海トラフ地震などにも警戒が必要な地域です。
そこで弊社では災害時などの停電に備える目的で、電気自動車2台(日産リーフ・サクラ)を社用車として以前から所持しております。
先日、電気自動車からの電気を使って分包機の稼働テストを実施いたしました。

電気自動車サクラから電気を取り出せる「パワームーバーライト」(外部給電器)という機器を中継して、屋外用延長コードを伸ばし室内で使えるようにそれぞれを配置。
説明書を見ながらパワームーバーライトとサクラを繋ぎます。
分包機(小型)の消費電力を確認した上で延長コードに接続。パワーオン!

分包機のヒーターが温まった後、問題なく動きました。大丈夫そうです。
試しに小型の電気ストーブを接続してみましたがこちらも問題なく動きました。
サイズ・消費電力にもよりますが、冷蔵庫(冷所保存の薬品用)にも使えそうです。
もし、自社薬局へ電気自動車を持って行き給電する場合は、店舗には電気自動車の充電設備がありませんので、電欠にならないよう帰りの電池残量も考える必要があると感じました。

引き続き防災意識を大切にしていきます。

はいやくでは、他にも次の通り防災対策をしています。
・安否確認システムの導入、避難場所・避難経路確認(定期訓練実施)、防災マニュアル設置。
・災害時に医薬品供給できるよう医薬品の備蓄。(本社で卸機能あり)
・カセットボンベのガス発電機設置(停電時に備え約半数の店舗に用意)
・社員分の防災リュック、ヘルメット。防災用品の薬局内備蓄など
・総合病院前の薬局に非常用自家発電設備の設置。

被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。