こんにちは。若手育成委員会です。
先日、2023年11月の新人薬剤師研修を行いました。
今回のテーマは「薬剤評価について」です。

弊社では、今まで2～3年目の薬剤師が「新薬発表」（発売から1年以内の新薬を自分なりに評価する取り組み）というものを行っていましたが、今年の12月から、「薬剤評価」と名前を新たに行います。
過去10年以内に発売された薬を発表者が評価し、集合研修で社員の前で発表していきます。対象薬が既存の他薬とどのように違うのか、現在の治療の問題点だけでなく、患者さんにどの様な利益をもたらすのかなどを、中立性、客観性、論理性によって考えながらまとめます。
講師を担当した薬剤師が、実際に行った過去の新薬発表の資料を用い、薬を選ぶ際の注意点や、スライド作成の注意点などを説明しました。

今回勉強してもらった薬剤評価の考え方を理解することで、患者さんへ今までの薬とどう違うのか、今回の薬はどういった効果があるのかを、わかりやすく、簡潔に説明することができるようになります。ぜひ、マスターして、服薬指導に活かしていきましょう。