スキルアップ委員会の池田です。
8月21日に外部講師を招いた社内勉強会を実施しました。
今回は「電子処方箋、その実情について」です。

昨今国が気合を入れて進めているオンライン資格や電子処方箋。
患者さんの同意があれば過去3年分の薬剤情報を確認できるため、薬の重複や併用についてお薬手帳がなくても確認できるようになります。
また導入するクリニックも増加している「オンライン診療」にも対応しやすくなるので、より生活スタイルにあった医療を提供することができるようになります。
しかし、電子処方箋を発行するにあたり医療機関やシステムの準備が進んでいないという現状があります。
電子処方箋を発行するためにはＨＰＫＩカード、オンライン資格確認システム等の周辺機器の用意が必要となるのですが、煩雑さもさることながらお金も結構かかってしまったり…。
メリット、デメリットは様々ではありますが、医療費削減のためにもオンライン資格確認や電子処方箋を進めたい行政となかなか進まない現実と。講師の先生の鋭い視点で切り込んだ内容でした。