こんにちは、若手育成委員会の佐藤です。

最強寒波が日本を襲い全国的な冷え込みになっていますね。
皆様、体調を崩さないようにお過ごしください。

さて、年間を通して行う新人薬剤師の研修が終盤にさしかかりました。
今回はスキルアップ委員会立ち合いのもとプレ新薬発表を実施いたしました。

はいやくでは入社２－３年目になると、「新薬発表」という課題をこなすことになります。

今回はその前の段階でどのように資料を作るのか、どのように発表をするのか、抜けてしまっている点などを確認する講義です。

製薬メーカーの添付文書やIF（インタビューホーム）を確認しつつ、病態のガイドラインや論文などを参考にしながら発表を行います。

良い結果だけでなく様々なデータと見比べることで、「客観性」「論理性」「中立性」の視点を磨くことが今回の講義のポイントです。

「客観性」「論理性」「中立性」が分かってくると、どんな薬なのか、既存治療がある中での薬の立ち位置などもわかってきます。

今回はスキルアップ委員会立ち合いのものと、新人薬剤師がプレ新薬発表で先輩からの激熱な指導を受けていました。

初めて発表をするため、抜け落ちてしまった視点などもあったと思いますが、新人薬剤師には今回の経験をもとに、複合的な視点で薬を見て判断し、どのような患者さんに薬が適しているのかじっくりと考察してもらえたらと思います。