こんにちは、若手育成委員会の佐藤です。
先日、社内向け研修のStep Up Trainingを開催しました。
今回の研修は「排泄ケア講座」です。　

人間の生理現象の一つの排泄という分野であるため、なかなかとっつきにくく話したがらない人が多い印象です。

また、参加している社員の半数以上は、介護の経験なくイメージが付にくいということで、実際に患者さんや介護職員さんと接することのある社外の方にお話をききました。

講義の中では
失禁が怖く外に出れなくなってしまったケース、
トイレではない場所で用を足してしまうこと、
汚れた下着を隠してしまうなど、
精神的な負担であったり、介護する側の苦労を教えてくれました。

そのような背景を踏まえたうえで、

おむつの種類には
・容量
・履きごごち
・腰痛対策
・褥瘡対策
・おしゃれ用のもの

様々な用途があることや、実演で立ち上がる動作ができる人へのおむつの履かせかた、寝たきりの人へのおむつの履かせ方などを学びました。

普段業務を行っていると、患者さんから排泄について相談をされることがあります。

患者さんやご家族の苦労をわかり、患者さんの要望されているおむつの種類を、的確に伝えることでQOLが向上や介護負担の軽減にもつながればと思います。

薬剤師は薬だけでなく、介護用品についても幅広く勉強していく必要があると再認できた講義でした。

今回、講座の講師を快く引き受けてくれた皆様。
このような機会をいただきありがとうございました。