こんにちは。若手育成委員会の佐々木です。
先日、第3回2、3年目薬剤師研修会が開催されました。
今回のテーマは「風邪の初期の漢方処方」でした。

漢方薬は、病院での処方だけでなく、ドラッグストアでも購入が可能であり、皆様にとっても身近な存在ではないでしょうか。
しかし、漢方薬を用いた治療は経験則に基づいた主観的なものであり、理解が難しい部分も多々あります。
そこで今回、大学時代から漢方に親しんできた2年目社員を講師として、講義やグループワークを行いました。
東洋医学の基本的な考え方から始まり、風邪に対する漢方処方の使い分け、同じ漢方でもメーカーにより適応に違いが出る理由など、興味深いテーマの連続であっという間の90分でした。
漢方薬についての知識が浅かった私にとっては、ためになる内容ばかりで今後の学習意欲が掻き立てられると同時に第2回の開催にも期待をしています。

講師を務めてくれた社員は私たちに新たな知識を与えてくれただけでなく、得意分野がある薬剤師はかっこいい、とそんな気持ちを抱かせてくれました。
地域医療に貢献できるよう、今後もお互いに刺激しあい、皆が強みを持って活躍できる、そんな薬剤師を目指していきたいです。

次回は11月の開催が決定しています。
内容は「在宅医療について」です。
経験豊富な先輩薬剤師が講師をしてくださるということで、非常に楽しみです。