2019年4月24日(水)
『坐禅研修』~新入社員研修 可睡斎(袋井市久能)~
こんにちは。商品課の八木です。
4月20日(土)に新入社員研修の一環として、新入社員2名と共に袋井市にある可睡斎に研修に行ってきました。
内容は精進料理、坐禅、写経となり仏前で行う現実離れした世界観は、非常に神秘的で貴重な感覚でした。
精進料理については、日頃の食事作法と異なり、話をせず、音を立てず、食器を必ず3本の指で持ち、食べ残してはいけないという、とても厳かなものとなっていました。
厳かな中にも、全ての食物、そちらを作っていただいた方に感謝の気持ちをと言う深い意味があり、非常に考えさせられる時間となりました。
午後には、坐禅の時間があり、全ての音、におい、思考を受け流し、「無」になることの難しさを感じ、30分を2回だったのですが、30分が長くも短くも感じるという不思議な感覚に陥り、坐禅後の、言い方が難しいのですが研ぎ澄まされた感覚になり、今後、仕事中や家庭でも「無」になれる時間を作ってみようと思いました。
写経では、日頃筆で字を書く機会が無く、非常に大変でしたが、気持ちを込めて書き、最終的にはお守りに
なりましたので、願いは秘密ですが、願いが叶うまで大切に持っていようと思います。
僧侶のお言葉の中で、全てのものに「感謝」すること、有り難うと言う言葉は、有り=存在、難う=難しい、という2文字を重ねたものであるというお言葉が非常に印象的でした。
これからは、存在することが奇跡であり、全てのものに「感謝」するという気持ちを持ちながら生活できればと思います。
新人研修の一環でしたが、同席しました私も考えさせられる貴重な経験となりました。
ありがとうございました。「感謝」