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年が明けると、そろそろスギ花粉症のシーズンが近づいてきます。すでに発症している方は、つらい症状を思うと毎年のこととはいえ、憂鬱な気分になりますね。
今回は、これからのシーズンに向けて、早めの花粉症対策を考えてみましょう。
●初期療法のメリット
初期療法とは、花粉症の治療法のひとつです。「抗アレルギー薬」「抗ヒスタミン薬」といった花粉症のお薬を、花粉の飛散が始まる2週間ほど前から服用します。それによって、症状の発現を遅らせ、また最盛期の症状を軽減し、薬の量を減らせるといったメリットがあります。シーズン中も服用を続ける必要がありますので、初期療法を希望される方はお医者様にご相談ください。
●覚えておきたい花粉症対策
花粉症はアレルギー疾患のひとつですので、アレルゲンである花粉にふれないことが一番重要です。飛散が始まったら、花粉情報をチェックして飛散の多い日はできるだけ外出を避け、外に出るときは眼鏡やマスクなどで花粉を防ぎましょう。家の中に入る前に、コートについた花粉を払い落とすといった配慮も大切です。また、帰宅したらうがいや手洗い、洗顔などを忘れずに行いましょう。